insecurity3 (11/11(土)公開)





放課後

部室に行く途中に色々と考えた

そして最終的結論は、今日のSOS団の活動はキョンのお見舞いに行く ということ

私はなぜかキョンの顔が無性に見たい、一目見れば安心する、、、からかな?

どんどんと歩く早さが増していく。  そして部室に到着した。

ここで何か嫌な予感が高まった・・・どうして・・・?

とにかく皆にお見舞いに行くことを伝えなきゃ!と思い、扉をおもいっきり開けて

「やっほーー!皆!今日の活動・・・は・・・キョンの・・・お見舞いに・・・いく・・・わよ・・・?」

なにが起きたんだろう? キョン以外の人は皆揃っているけど、部室には思いもよらぬ光景が広がっていた。

まず目に入ったのはみくるちゃん

学生服のまま椅子に座って顔を真っ赤にして大粒の涙を流している・・・

次に目に入ったのは有希

てっきり本でも読んでるのかと思ったのに部室の長机に椅子を寄せて両手を膝に乗せて机の一点をじっと見ている。

最後は古泉くん

笑顔の「え」の字もつかないほどの表情をして考える人の手のポーズをとりながら有紀と同じ場所を見ている。



二人の目線の先には一通の封筒が裏向きにして置いてある



「ど・・・どうしたの? 皆なんかあったの?」

古泉くんは私に気ずいたようでペコッと頭を下げてから口を開けて

「涼宮さん、大変な事態が起こりました・・・落ち着いてこれを見てください」とまったく冷静さが感じられない口調で

そして机に置いてあった封筒を裏向きのまま取って私に渡した。

みくるちゃんは「うっ・・・ひぐぅ・・・ふぇ・・・・・・んぐぅ・・・」と泣き続けている

私は封筒を表向きにするとそこには大きな字で








「退部届け         byキョン」







と書いてあった

「え・・・何・・・これ・・・?」

私はすぐに封筒の中にある手紙を取り出して広げた

そこにはキョンの字で





「すまん、いままで世話になった」

と書いてある




「え・・・どうゆうこと・・・? 嘘・・・でしょ・・・? な、なんでキョンが・・・? 嘘・・・」

一瞬頭の中が狂ってしまうところだった、今はとにかくキョンと連絡をとらないと・・・

私はあわてて鞄の中から携帯を取り出してキョンへ電話をかけた。




トゥルルルルルーーーー      トゥルルルルルルーーーーー    トウルルルルルーーー



ガチャッ



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後書き
なんだかな・・・女性ってどうゆうことを考えてるのかわからないからハルイ主観は難しい・・・
とんでもなく中途半端だけど勘弁・・・