Without fail  (11/13(月曜)公開)

ハルヒと結婚・・・考えもしなかったな・・・

別に嫌なわけでは無い、だがな・・・早いだろ・・・

高一の時点でもう結婚相手が決まってる・・・・えっとなんて言うんだっけ・・・ いいなずけ?

早いな・・・どっかの皇子かっつ〜の。

健全ば高一の男子生徒、いわゆる俺、キョンの一生は決まってる・・・いや決められたが正しいか。

「ちょっと・・・何困ったような顔してるのよ・・・ 楽しくないの?」

「いーや考え事をしてただけだ!」

さて俺が今何してるかというと

ハルヒと手を繋いでデート中だ。

「ね〜ぇキョーン」

「なんだ?」

「キョンのタイプってどんな人?」

またどうでもいいことを・・・

俺がここでハルヒと正反対のタイプを言ったらどうなる?

閉鎖空間?神人? んなもん古泉に任せる

それともなんだ?宇宙の・・・えっとなんだっけ・・・   そうだ、ビックバンでも起こるのか?

起きたらこの世界の終わりだろうに・・・ いやまた再構成されるかもな・・・ ハルヒによって・・・

ならこれしかないな

「ハルヒがもう少し清楚になった感じかなー」

「ふ〜ん、なってあげよっか?」

「出来るのか?」

「あたり前じゃない! 今ならキョンの願いなんでもかなえてあげるわよ♪」

まぢで

「うん、本当!」と嘘の欠片も見えないような笑顔で

なんでも・・・か・・・うーん・・・ なんでもと言われると逆に悩む・・・ だってそうだろ?親が今日何が食べたい?って聞いてきてすぐに出せる答えが無いのと一緒だ

少し間が空いて

「なんでそんな顔してんのよ・・・ まさか、Hな事をしようとしてるの・・・?」

なんでそうなる!

「冗談よ!ジョーダン! まぁ私は別にいいんだけどね・・・」

オイオイオイオイ!ハルヒ? いつものハルヒはどこいったー!?

「あっキョン! あのクレープ屋さん行こう!」

ハルヒは俺を引っ張って店の中へ

メニューを見て俺はバナナチョコを指さしてハルヒは悩んでいる

「う〜ん、どれにしよっかな・・・   うん、これ!」 と決めたらしく店員に

「すいませんバナナチョコとこのデラックスってのください!」とハルヒ

「お会計1050円になります」と店員が言うとハルヒは俺より先に自分の財布を出して金を払っている

「ハルヒ、いいのか?」

「別にいいわよ、その代わり後でね・・・♪」

なーーーーんでか知らんがハルヒがいつもより数倍かわいく見える・・・ いいな、こんな感じのカップル・・・ あっ今その状況か、悪いな世界の男ども。


「ほらクレープもきたし行くわよ!」 とクレープを片手、俺の手を片手で握って歩いていく




クレープ食いながら手を繋いで歩いてゆく道、それはいつだったか朝比奈さんが初めて自分が未来人と告白した所・・・

今は桜の季節では無いので気が寒そうに枯葉をちらかせている。




でもって俺とハルヒはベンチに座ってクレープを食べてる


「ほーらキョン!」 と言うので振り向いたら

ペロッとハルヒは舌で俺の唇の近くをなめた

「う、うわ、ハ、ハルヒ? どうしたんだよいきなり・・・」 かなーり動揺する俺

「んっ? クリームが付いてたのよ! 嫌だった?」

「別に嫌じゃないけどいきなりだからビックリしたぞ・・・」

と俺が言うとハルヒはフフンと笑って私にもやってといわんばかりに口の周りにクリームをつけてる・・・

「キョンの番!」

しょうがないな・・・

俺は舌を出してクリームをなめ取るとハルヒは「お礼!」とか言ってキスしてきた・・・

いや俺もやってもらったしお礼っておかしくないか?   まっいいや。




俺より前を歩いているハルヒが

「キョーン!次は何がしたいー? なんでもいいわよー!」 と叫んでいる

「じゃあ映画でも観に行くか」

「決定!早くいこう!」




映画館到着

さてどれを見ようかな・・・ 長門が喜びそうなSFから古泉が興味津々でみそうなミステリーと色々ある

その中でもハルヒが目を輝かせて見ているポスターがある

どれどれ?・・・・・・・・えっ恋愛もの?

「キョン!これにしよう!」

と言ってキップ売り場へダッシュしていくハルヒ

どうやらまたお金を出してくれるらしい・・・

「いいのか、また奢ってもらって・・・?」

「いいって!代わりがあるから!」

代わりってなんだよ・・・








さて映画だが・・・

どうゆうわけか涙が・・・

他の客も涙を拭いたり鼻をかむ姿がよくみえた

隣にいるハルヒは号泣、 おい、いつものハルヒはどこいった・・・?



映画が終わってスタッフロールが流れ終わって電気が点いているのに

「うぅ・・・んぐぅ・・・うぅ・・・」と泣き続けるハルヒ。   こうゆう姿もかわいいな

俺はというもう涙は引いた

「ハルヒ・・・大丈夫か・・・?」

「だ、だいじょうぶ・・・うっぅ・・・ 大好き・・うぅ・だよ・・・キョン・・・んぐぅ・・・うぅ・・・」とまだ泣き続ける

「そうか、俺もだ」と返しておく






そろそろ腹が減ってきたので近くにあったファミレスで食事をとることに・・・  ハルヒの奢りで・・・・





「これからどうするんだ?」

現在時刻はPM8;30

「んっ〜そうね、私の家来ない?ついでに泊まっていかない?」

おいおい冗談だろ・・・  家に行くぐらいならまだしも・・・ 泊まってかない?って言われるとは・・・

「いいじゃない、どうせもう婚約してるんだし!」

まだ親に一言も伝えてませんがね・・・

「いざとなったら二人でどっか遠くへ行こう!」とニヤケ面でハルヒが

まぁいっか・・・ どう足掻いても逃げられそうに無い・・・ハルヒの婚約・・・   早いな・・・



親に電話した所軽く承諾を得た俺は荷物を持ってハルヒの指示する方向へ自転車をこいでいった

ついた場所は近くの酒屋。 どうやら何か買っていくらしい。 いや未成年の俺らに売ってくれないだろ・・・

と外で考えていると大きな袋を持ってハルヒが出てきた。

「なんで買えるんだ・・・・?」

「あっココ昔から馴染みの店なのよ、だから特別って店長が。」

「ふーん」

でその袋をハルヒが持って俺のママチャリの後ろに乗り再び指示する方向へ向かうとハルヒの家についた。

「ほら上がりなさい」とハルヒが俺のスリッパを渡して

「お邪魔しまーす」

「今日は親が居ないからどれだけでも暴れてもいいわよ?」とニヤケ面で

ハルヒの家は一軒家、そこそこ大きい

「別に暴れる気は無い、てか暴れたくない」

「じゃあ暴れましょう!」 とハルヒが言うといきなり俺に飛び掛ってきて押し倒されてまたキス・・・

「な・・・反則だろ!今の!」

「キョンよわーい。 もうちょっと男の意地を見せなさいよ!」

お前の言ってる男の意地ってのは俺の意地のはるか上にあるぞ。

ハルヒは立って台所からワイングラスを二つ持ってきた

「俺も飲まなきゃいけないのか・・・?」

「当ったり前よ!」

「ハルヒは確かもうアルコールは飲まないんじゃないのか・・・?」

「キョンがいるから大丈夫!」

大丈夫じゃない・・・

「ほら、 乾杯しましょ!」 と俺に赤ワインの入ったグラスを渡して拒否したが却下されたのでしかなく飲むことに

「やっぱおいしいわね」とゴクゴクおかわりしてのんでいるハルヒに比べて俺は一杯飲んだだけで頭が・・・









「うぅ・・・あぁ・・・だめ・・・」 と顔を真っ赤にしてフラフラと動くハルヒ

「おっおい、もう止めとけ・・・」

「うん・・・そろそろ限界・・・ちょっとベットまで連れてって・・・」

どこにあるんだよ・・・

「二階・・・・ おんぶして・・・」

俺はしかたなくハルヒを背負って階段を登る事に・・・




はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・  やっと終わった・・・

一度ハルヒを降ろして部屋を探すことに、えっと・・・

ここか・・・と見つけ出したのは扉に「HARUHI」と板がある部屋、うん間違えないだろう

俺は再びハルヒを背負って中に入り途中で

「うっうわぁ!」 

コケタ・・・ ださいな・・・俺・・・

どうにかしてハルヒを下敷きにすることないように俺が下敷きになった

そして

「キョン・・・ありがとう・・・」と言って唇を近づけてくる

しょうがない・・・キスしてやるか・・・と考えた俺はかなり不意をつかれた・・・

キスまではいいが舌を入れてきやがる・・・

さすがにいきなりなので必死に抵抗したが・・・   ハルヒの方が戦闘能力が数倍上だったらしく俺は無駄に足掻いてた

ハルヒと俺の舌が絡み合う・・・

「ん・・・ふぅ・・・んぁ・・・あぁ・・・」と何かハルヒから発せられるにはおかしい口調で・・・

もういいや・・・  俺は全てをハルヒに任せた・・・  はぁ・・・










ハルヒはやっと口を離して

「んっ、よかったよ・・・」 とか言ってくる・・・  やめてくれ・・・

そう言うとすぐにハルヒは寝息を立てた

うぉい・・・  俺の上で寝るな・・・

必死に起き上がろうとするがなぜかいい感じに起き上がれない姿勢になっていた・・・

もうだめだ・・・  俺も頭が痛くなってきた・・・  やばい・・・ねむ・・・い・・・




楽屋裏

フェン「はいカットーーーーーーーーー!! いいよオツカレ様!」
キョン「なんじゃこりゃ!! こんなの台本には載ってないぞ!? 最後こけずにそのままハルヒを寝かせて終了って書いてあるぞ!?」
ハルヒ「いいじゃないアドリヴよア・ド・リ・ヴ♪」
キョン「これか・・・三者面談でいようにハルヒがPC内を見られたくなかった理由って・・・」
ハルヒ「そうよ! あぁ、気持ちよかった♪」
キョン「あぁ・・・我が青春朽果てたり・・・」
フェン「お疲れ様、で緊急報告だ!」
ハルヒ「何? まだ続きやるの!?」
フェン「その通り! 今パッっと閃いた」
ハルヒ「♪ これ以上になる可能性もあり?」
フェン「ある・・・かも・・・な・・・ 多分書けん・・・」
ハルヒ「何よ!書いてくれてもいいじゃない!」
フェン「やめれ・・・ これでも微エロだぞ・・・「微」が消えたらこのサイト消える・・・」
ハルヒ「いいじゃないの別に!」
フェン「よくないって・・・」
キョン「管理人・・・頼む・・・これじゃあ俺の精神が狂う・・・」
ハルヒ「いいわよ!私が受け止めるから!」
キョン「あぁ・・・本当に大変な事を・・・・ 俺、お嫁にいけない・・・」
フェン「お嫁には120%以上の確立でいけないけどな」
ハルヒ「私がもらってあげるわよ♪」
キョン「うぁぁ・・・・」
フェン「よかったな!キョン!」