Semantic obscurity 11/21(火曜)






「本日はこれにて解散!」

やっと一週間が終わった…

そうだろ?金曜日が終われば一週間が終わったもどうぜんだ。

俺と古泉は廊下で待つことに

「そういうば先ほどの話ですが」と話を切り出した古泉

「何の話だ」

「明日の市内探索ですよ」

「あぁ、それで?」

「僕は、休ませてもらいます、後、朝比奈みくる、長門有希も欠席するでしょう」

「なぜだ?」

「少し大きな集会があるので」

「ハルヒには伝えたか?」

「いえ、あなたの方からお願いします。

僕が言ったらボロを出しそうなんでね」といつもの笑顔で

「あぁ…わかった、伝えとくよ」

「ありがとうございます」



バタンッと扉が開いて中から女性陣が出てきた。

「さっ帰りましょ!」とハルヒ






自宅に着いたが特にやることがない…

飯食って風呂入って、歯磨いて寝るところだ。

妹よ… TVの音うるさいぞ…

それに何か違和感がある…

なんだこの感じ…








ここは………?

閉鎖空間…

灰色に染まるこの世界…

なんでこんな所にいるんだ…

古泉ー、どこだー

!!!!

ハルヒ…?

いや…違う…でもあの後ろ姿はハルヒに違いない…

でも雰囲気が違う…

「おい、ハルヒー!」

聞こえてるはずだ…

無視してるだけか?

「ハルヒー!聞こえないのかーー!?」

どうやらまったく聞こえないらしい…

俺はとりあえずハルヒのもとに行くことに。

「おい、ハル、、、っ!!!!」

全身に痛みが走った



なんだこの痛み…

声が出ない……!

ハルヒ……!気付いてくれ……!

俺はその場に倒れこんだ。











「うわっっ!」

……夢……か……

窓からは太陽の光がふりそそぐ…

携帯がなっている…

それにしてもなんだか胸あたりが思い…

なんかついてそうだ………

俺は服を引っ張って中を覗いて見た



なんでだ!?

なんで俺の胸に膨らみがあるんだ!?

しかもここ何処だ!?

ハルヒの部屋……?

おいおい嘘だろ、冗談だろ…

てゆーかこいつノーブラ……か……

なんか見てはいけなかったような気がする…

それより電話!

携帯を開くと「キョン」という方からの電話のようだ。

一瞬知らない人からだと思ったが今の現状を思い出した。

「もしもし?」

『キョン……?』

あぁやっぱりか…向こうの俺にはハルヒが入ってるのか…

「あぁそうだ」

『これどうゆう事…?なんで私はキョンの中にいるの?』

「こっちも同じだ!わけがわからん…」

『それよりキョン!一回会いましょう!今からそっちに行くわ、そのままいて!』

「わかった」

『それと…キョン…のやつ…カチコチなんだけど…何これ……』

こいつまさか…

「見たの……か…?」

『だ…だってしょうがないじゃない……変な感じがしたんだもん…』

「はぁ……あんま触るなよ……?」

『し、失礼ね!触るわけないでしょ!』

「だが」

『ん?』

「実は…俺も…胸を見てしまった…」

『あんた……このエロキョン!』

「お互い様だろ!?」

『もし触ったらただじゃおかないからね…』

「わかってるさ…」

『じゃあ今から行くわ!』

「早く頼むぞ」

『わかってるわ。 …………男のこれって不思議ね……考えるだけで……どんどん……
…』

「だー!!見んな!」

ツーツーツーツー

電話が切れた

あいつ… 何人のやつで遊んでんだよ… 胸触るぞ…… やっぱ後が怖いな……





ピンポーン、ピンポーン

やっときたか…

俺はいそいで玄関へ。

鍵はっと、これかな?





「キョン!いったいどうゆうことよ!?」 お前も今はそのキョンだがな…

「とりあえず上がれ」

「あんた…この家私の家よ?」

「んなことは、わかってる、そういえば親は不在か?」

「今日は仕事でいないわ」

と言ってキョン(ハルヒ)はハルヒの部屋へ走っていった。





とりあえず俺はベットに座ってハルヒは床であぐらをかいている。

「ハルヒ… お前さっき電話中ずっとアレ見てただろ…」

「えっ、、どうして…?」

「そんな感じがした…」


「いいじゃない別に…今は私のなんだし……なんなら責任とってあげるわよ…」

「はぁ……じゃあこの体は今俺の物ってことか?」

「まさか… 変な事してないでしょうね?」

「しとらん!」

「あっ、もしかして…」と閃いたような顔のキョン(ハルヒ)

ハルヒはこちらにズンズン近寄って来る。

「な…なんだよ…」

「今この手でその胸を揉んだらおおきくなる……かな……?」

「ちょい待て、何考えてるんだ…やめろ…」

ハルヒの手が襲いかかって来て押し倒された……


「ちょっ!ハルヒ!くすぐったいって!」

ハルヒはハルヒ(俺)の胸を揉んでいる…

「うん、きっと大きくなるわ!」

今この状態を他人に見られたらとんでもない誤解を招く…

「ハルヒ!くすぐったいって!やめろよ!」

「駄目! 大きくなるまでやるんだから!」

どんだけ時間かかるんだよ!

「ハルヒは今の大きさが一番あってるって! 巨乳でもなく貧乳でもない今の大きさ
が!」

ハルヒの手が止まった

「本当に…?巨乳よりも?」

「あぁ!本当だ!」

「ならいいわ…」

「重いんですけど…」

ハルヒは俺の上に騎乗した状態。

「ねぇ…キョン…」

「なんだ…」

「しちゃう?」と冗談まぢりな笑顔で

「ばか言え、自分の体が拒絶するわ…」

「じゃあこれならどうよ!」

と言ってキョン(ハルヒ)はハルヒ(俺)の服を脱がせた…
「っっっ!!!」

「ほら今なら見てもいいわよ?」

とか言ってハルヒは直で揉み始めた。

「ぁーもう!」

とかいいなが実はチラ見したがな、いやなんでもない

「ホラホラ、下も脱がせちゃうわよ?」

「やめい… ほら今どうするか考えるほうが先だ…」

「もぅっ…我慢してるくせに…」とちょっと残念そうな顔の俺(ハルヒ)

俺はいそいで服を着た

ハルヒはジロジロこちらを見ている…

「で、どうするんだ…」

「私は別にこのままでも……キョンが居てくれるなら…」

「はぁ…… どうすれば元に戻るんだろう…」

「なんか暴れたい気分になってきたわ…」

「なんでだ?」

「自分の体が二つもある気がしてね…しかも片方が私の自由に動かない… イライラしてくるわ…」

「しょうがないだろ…」

「1時間!いや30分でいいわ! その体ちょうだい!」

「何をする気だ…」

「色々よ、い・ろ・い・ろ♪」

「じゃあ止めとく…」

「なんでよ! 多分その体も気持ちくなるよ!?」

「エロハルヒ……」

「あんた…… 今なんて…?」

「エ・ロ ハルヒ」

「もう怒ったわ…」とまぢな顔のハルヒ

「お、おい、何する気だ……」

「もう命令よ、私の指示にさたがいなさい」


「まてハルヒ!すまん!俺が悪かった!」

「もう遅いわ…」と言って俺をベットへ突き飛ばした

「うわっ!」

「まさか初めてがこんな状態なんて思いもしなかったわ…」

「まさか… いや冗談だよな? ハルヒ?」

「冗談でこんな事はしないわ、あんた責任とりなさいよ?」

「責任!? それって結婚……?」

「そっ♪」と笑顔で俺の服を脱がして行く…

「おい…まぢで勘弁してくれ…」

「あんたが悪いんだからね?」

意味不明

俺(ハルヒ)も服を脱ぎ始めた。

ハルヒ(俺)は既に全裸状態…

寝転がっているため下の方は見えない……

「おい、ハルヒ…嘘だよな…? 冗談だろ…?」

「行くわよ…」







































「うわっ!」

この感じ……夢か…

布団の中で寝ていたようだ……

声も元に戻っている… よかった…

布団を勢いよく蹴り飛ばした………

「まぢかよ……」

横で全裸のハルヒが寝ている……



夢じゃ………そうか!これも夢か!

ほっぺたを抓るが痛いだけ……

やばい…興奮してきた…





服、服、

「んっ…ふぁぁぁ〜」と目を覚ましたハルヒ

「あれ?私?戻ってる……」

「おはよう」と服を着終えた俺

「あっ…おはよう… って!キョン!?なんで私の部屋に!? っ!なんで私全裸なの
よ!?」

「自分で脱がしたんだろう?」

「え……あれって夢じゃないの…?」

「どうやら現実のようだな…」

「私…キョンになった時点で夢だと思ってた…」



早いな… 俺なんて焦りまくってそんな発想まったくしなかったぞ…

「! ってことは……私とキョンって……」

「しちゃったな…」

「ごめん! 本当にごめんね! 私てっきり…」

「責任とってくれよ?」と多分俺はニヤケ面で

「許してくれるの…? こんなとんでもないこと……?」

「責任とってくれるのならな」

「ありがとう…」

「どういたしまして」

「じゃあキョン」

「ん?」

「次は自分の体でやらない…?」

「まだやり足りないのかよ…」



「うん… もっと私を愛してほしい……から……」

可愛いな…

「しゃーない、やってやるよ」

「優しくねしてね…?」

「あぁ」